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Mukha

フォト

2008年1月24日 (木)

洞爺湖サミット・ロゴマーク

 北海道洞爺湖畔で7月に開かれる「G8サミット」のロゴマークである。Photo三重県立特別支援学校北勢きらら学園の5人グループの作品だ。福田内閣メールマガジン(第15号・2008.1.24付)で紹介されている。小中高生を対象に募集し、応募した4198点の中から選ばれた。5人を代表して、高等部3年の近藤敦也(こんどう・あつや)さん(18(写真=右から2人目、立っている人)がメッセージを寄せてい る。

 「北海道洞爺湖サミットロゴマーク募集に応募したきっかけは、クラスみんなで環境について共に学び、みんなの思いを一つのかたちに表したかったからでPhoto_2す。そしてなによりも、思い出に残る一つの作品をみんなで作り上げたいという思いがありました。
 クラスで最初に「環境」・「地球」・「共生」・「平和」という四つのテーマを決めました。そして、話し合いと試行錯誤を積み重ね、今回のデザインができました。
 ロゴマーク作成で一番苦労したところは、みんなの考えや思いをいかにかたちにしていくかということです。
 今、振り返ってみると、このロゴマーク作成という活動で、クラスみんなが成長し、今まで遠い存在だったサミットのことを身近に感じられるようになりました。この取組を通して再認識したことがあります。それは、色々な人の意見を聞き合うことの大切さです。北海道洞爺湖サミットでは、環境問題や人々が戦争・紛争などで苦しんでいる現実をしっかりと見据えて、世界中の人たちが平和で安心して暮らせる社会が実現するような議論がなされることを期待しています」

 こうしたグループによる作品の記事を目にする時、私が知りたいのはその制作過程の話し合いである。近藤さんも書いているように、「みんなの考えや思いをいかにかたちにしていくか」、もっと詳しく聞いてみたいものだ。近藤さんの趣味はホームページ作成と映画鑑賞で、将来の夢はグラフィックデザイナーになることだという。

 洞爺湖サッミトを前に、6月13日・14日に大阪で財務大臣会合が開催される。同じマガジンの中で、額賀福志郎・財務大臣はこう語っている。「財務大臣会合では、私が議長となり、主要国の財務大臣とともに、世界経済や地球環境問題、途上国の貧困問題といった世界が直面する重要な課題について議論を交わす予定です。日本は世界と共に平和と繁栄を創り、世界と共に前に進んでいくという「共創・共生」の精神で、サミットの成功に向けて全力で取り組んでまいります」と。

 福田首相は「明日(25日)、スイスで開催される『世界経済フォーラム年次総会』、いわゆるダボス会議に向けて出発する予定です。今年開催されるサミット議長国を代表して、世界経済や地球環境など様々な課題について、わが国の考え方を世界に向けて発信してまいります」と述べている。

 これから、「環境」の文字が一層新聞紙上に踊り、「環境」の言葉が益々テレビから流れてくることであろう。

2008年1月13日 (日)

「高校受験」を目指す現役大学生

Photo_5  社会人になってから大学に通う人、学校へ行けなかったり行かなかった若者が高校や中学に入学するケースは多々ある。卒業式に、そんな経済的・精神的に苦労した学生・生徒が代表で卒業証書を受け取る話題が時々新聞やテレビで紹介される。が、現役の大学生が改めて高校を受験したいというケースは非常に稀(まれ)ではなかろうか。私が文教大学で担当する講座に登録している78人(1年~4年生)の一人である。自由課題の「作文」でこのことを知112った。全日制高校に合格したが、体調不良で数日間通っただけで辞めた。3年間ほど休養して「高等学校卒業認定試験」に受かって大学に入った。だが、「一般教養や常識としての高校までの勉強をしておきたい」。そんな思いが高校への心を駆り立て、大学生活と成り立つ「通信制高校」の受験を目指すことにしたという。「合否はわからない。でも、何かをする前に諦めたくはないので先ず取り組み、がんばりたい」---作文は、こう結んであった。

 雨の日の1月12日午前、大学へ行った。学生達の作文を全員に読んでもらうことを目的に、縮小コピーして一冊にまとめるためだった。非常勤講師の私の授業は毎週水曜日の第4時限(午後3時~4持30分)。授業回数は春学期、秋学期とも各13回。100人が入るコンピューター教室でのマイクを使っての授業は、学生達の名前と顔を覚えるのもままならない。加えて講座は「テクニカルライティング」。技術文書、論文、レポートというか、心・感情を抑えたクールな文章作成技術を教えている。出題テーマも例えば、「AEDと文教大学」「レンズ付きフィルム」など、使う側にとっていかにわかりやすく伝えるかの文書を求めている。「味気ない」といっては教員失格かもしれない。そこで、ゲストスピーカーを招いての話、そして、学生達が自分の感情・気持を吐露できる「作文」を1~2回取り入れている。

 テーマも自分で考え、字数は800字程度、手書きを条件にしたいわゆる自由課題の作文を1月9日の授業で課した。秋学期12回目、2008年初の授業である。出席者は67人だった。私は「手書き」と「Eメール提稿(が多いが)」を適時使い分けている。手書きは今期3回目だった。また、テーマを自由にしたのは、「○○について書きなさい」という、与えられた課題ではなく、テーマを考えること自体、学生達にとって結構頭を悩ます問題なのである。この他、これが一番大事であり私は「シラバス」にも書いているが、文章作りの基本は「普段からモノをみる目、観察力を養うこと」である。その一助としてゲストスピーカーを招Photo_6いているわけで、春学期には江戸文字作家の立川文志師匠、秋学期はネパー ル人女性のプジャン・バスネット夫人と公立図書館員をお願いした。プジャンさんは、トリヴバン大学(経営学)を卒業後ヒマラヤン銀行に勤務し、その後日本に留学して社会開発と教育問題を専攻している上智大学院(博士課程)生。異文化に触れることで自分の立場を見直し、図書館員の話で大学図書館の価値を新たにした学生もいる。ゲストスピーカーを招いた時は、「講義の内容レポート」とPhoto_7「感想」を書いてもらい、感想はゲストと私に同時にメール送信してもらっている。

 秋学期の授業は1月16日が最後となる。前回の作文のテーマは多岐に渡っている。一つの教室に会する学生達は、誰がどんな考え、気持で学生生活を送っているのか、おそらく分からないと思う。そこで出席者全員の作文をまとめて16日に配布することにした。ものの考え・思想には点数は付けられない。学生達に渡す作文は、そのまま何のコメントも付けていない。名前も外してある。お互いにどんな感じを受けるか---。私の役割は、学生達の主張や意見をより効果的に表現するかを個々の作文にコメントを付けて返すことである。最後の授業は「論文」作成でメール送信してもらう。その後は成績評価書の作成。こちらは出席日数やこれまでの論文等を総合的に判断して付ける。もちろん、クールに、クールに。

 ただし、作文に見られる学生達の将来へかける思い、情熱と夢には、一先輩として、感情をむき出しに、「がんばれ」、と心から応援する。 「大いなる好奇心と、青臭い正義感をいつまでも忘れずに」---。これが私の若者達へのいつものメッセージである。

2007年10月11日 (木)

大学3年生 就活の秋

Photo  企業による大学3年生向けの大掛かりな会社説明会が東京ドームで開催されたと、10日付け読売新聞夕刊が報じていた。参加企業は140社で真新しいスーツ姿の学生約1500人が訪れたという。スーツ姿と言えば、こ の日、文教大学でやはり3年生を対象にした就職試験対策講座の一つとしての「マナー講座」が開かれた。就職試験絡みの講座は私の授業開始前の時間が多いため、私はできるだけ見学するようにしており、時には授業の参考にしている。会場の教室いっぱいの学生で、その熱気もさることPhoto_2ながら、バッグの中身までのアドバイスなど、「ここまでしなければならないのか」と思うほど、女性講師の細心の指導に恐れ入った。結論として、「相手に不快な思いをさせない」という一語に尽きるが、それも学生達の自覚一つにかかっている。

 「服装、化粧、持ち物のマナー」、「立ち居振る舞い(面接)マナー」をテーマに、約60項目にわたるチェック・ポイント、チェック・リストが挙げられていた。学生ばかりでなく、自らにも参考になったが、おおいに共感の持てた講師の話は、「面接で自ら失敗したと思っても、退席する時もさっそうと帰れ」という言葉だった。「選ぶのは相手である。しょんぼりしたり、あきらめたような歩き方をしていると、『この人物は、何かあると途中で直ぐに辞めてしまう』と考えられてしまう」と、その理由を述べている。選ぶのは相手である。自分では「まずかったなぁ」と思っても、良い意味での逆効果がある場合もあるのだ。付け刃、メッキは直ぐ剥(は)げる。自らの姿勢、物心両面の<パーソナル・カラー>を持とう----。

 授業前に、春学期の受講生から声をかけられた。4年男子学生。「大手運輸会社への就職が決まりました。先生の授業が大変役立ちました---」と笑顔で話していた。私の授業はともかくとして、学生への朗報は、私も嬉しい。2008年3月卒業予定の大学生、大学院生に対する企業の求人数は過去最高の93万3000人で求人倍率は2.14倍で、2009年の求人数はさらに増える見込みと言われる。しかし、全員が希望通りの職に就けるとは限らない。「皆さんには、これから芸能人並のスケジュール、つまり厳しい求職活動が待っている。身体を最高のコンディションに維持するように----」。女性講師は、こう強く訴えていた。

2007年9月27日 (木)

出席学生は初日66人

Photo_16  66人か、ちょっとシンドイな。文教大学(湘南キャンパス)秋学期の私の講座が9月26日から始まった。初日に出席した学生数は66人。春学期の初日(4月18日)は51人だった。毎回ではないが、講義と並行してできるだけ演習を行うようにしており、論文等の添削に正直時間がかかるからだ。春学期の初日の出席者は51人だが、登録学生数は60人だった。51人の内2人は<様子見>なのか、登録はしていなかった。また、登録はしていても一回も授業に出なかった学生が5人いた。従って、常時出席者は50人前後だった。秋学期の正式登録学Photo_17生数、つまり「受講者名簿」が後日大学側から届く。最終的人数はどうなるのか、それはともかくとして、66人の学年別内訳をみると---。

 一年次が45人(春学期登録数 23人)、2年次 が7人(13人)、3年次が12人(14人)、4年次が2人(10人)で、1年次の学生が圧倒的に多い。私の講座「テクニカルライティング」は専門教育科目(単位数 2)に分類され、受講するかどうかは学生の判断による。私の講義内容は、基本的には春・秋学期とも同じであるが、受講者の年次別学生数を配慮して微妙に中身を変えながら進めていくつもりでいる。パソコンなどIT機器の修得・使用法はやはり上級年次の学生が進んでおり、春学期の場合は新入生との差は著しい。このため、「情報処理課」に頼んで新入生に指導助手を付けたこともある。また、3年~4年次になると就職活動で、欠席することもしばしばあり、この<補講>も考えなければならない。補講といっても、私の場合は、別途、論文等を提出してもらうことである。2回目の授業は10月3日。学生数、年次別受講生を配慮しながら、講義の内容・進め方を改めて考えて行かなければならないだろう。

 ところで、この日、学生達による私の講座に対する「授業についてのアンケート」結果が届いていた。春学期授業最終Photo_18日の7月11日に行った。マークシート方式で対象は全教員。アンケートへの記入は強制ではなく、学生の意思に任されている。私に対するアンケートの回答者は、出席者47人の内の39人だった。アンケート項目は大きく分けて①あなた自身(学生のこと)のこの授業の取り組み状況②この授業の進め方と教員の取り組み③授業科目の内容---の3項目からなっており、さらに細かく、Q1)~Q16)までの設問がある。評価は5段階で、5(非常にそう思う)、4(ややそう思う)、3(どちらともいえない)、2(あまりそう思わない)、1(まったくそう思わない)となっている。

 アンケートで私が注目したのは、学生達が自らにつての評価と、要望や感想などの「自由記述欄」。Q2)の「予習復習に当てた1授業当たりの時間」では、「3~2時間」2人、「2~1時間」6人、「1時間未満」16人、「0時間」15人。ほとんどの学生が、<白紙の状態>で毎回授業に出席していることを<正直>に書いていた。こちらは、私に関係することだが、Q13)の「この授業から、この分野をしっかり勉強しなければいけないという意識が高まった」に対して、上記の5段階方式で、「5」が11人、「4」が17人、「3」が10人、「1」が1人で、平均「3.9」と、平均点の中では一番低かった。「自由記述欄」の記入者は5人だけで、「PC教室での授業でしたが、PCがほとんど有効に利用されていなかった」というのが1件(3年次)あり、この学生は授業内容について、Q11)の「この授業で基本的知識を得ることができた」の設問に「3」の評価をした他は、ほとんどが「2」(5項目)か「1」(4項目)という、何とも手厳しい評価を下していた。出席率については、自ら「90%以上」とマークしてあった。

 アンケートを書かなかった学生が、なぜそうしたのか、また、評価も意見もわからない。授業中に、パソコンで遊んでいる学生もいた。ただ、学生達の論文や作文等を読む限りでは、投げやりの答案が一枚もなかった。学生達が心の中で何を感じ、何を思っているか、私には知るよしもないが、「文章」および、「手書き文字」は、思った以上に「しっかり」しており、「きれい」だった。論文を何回か手直ししてメールで送信して来た学生もいた。66人(最終人数は不明)の学生の論文添削は厳しいが、また、やりがいのあることでもある。そう心して、次回からの授業に臨(のぞ)むことにしよう---。 

2007年9月25日 (火)

ある学生からのメール

 「1セメで水曜日の4限に斎藤先生のテクニカルライティングの授業を取っPhotoていた情報学部経営情報学科のA(学籍番号と氏名を記入)です。6月20日の授業課題「レンズ付フィルムについて」の添削が一緒に授業を受けていた友達や先輩には送られているのですが、私には送られてきていません。私のファイルが斉藤先生に届いていなかったのかもしれないと心配になったのでメールをさせていただきました。文教の先生のアドレスに送れなかったので、こちらのアドレスに送らせていただきました。よろしくおねがいします」(学生の名前を除き、「斎藤」「斉藤」表記など原文のまま。8月21日午前8時21分着信)。

 私が非常勤講師を務めている文教大学(湘南キャンパス)の学生の話である。Aさん(私は男女を問わず「さん」付けで呼んでいる)からのメールが届いた時には、既に「平成19年度春学期成績表」を大学側に提出した後だった。しかも、大学側リストへの入力ミスがないかどうかの確認と、私の評価に訂正はないかどうかという「定期試験採点簿チェックリスト」の点検も終えた後だった。なぜ今ごろ、このメールのことをブログに書くのか---。それは、明日26日から始まる私の秋学期(2セメスター)初日の出席調査票に、学生全員のメールアドレスを記入させるつもりだからだ。学生の個人的なこと、つまりプライバシーに関わることについて、教員があれこれ聞くのは控えるようにと大学側から要望されている。授業に関係ないメール(そのアドレスを知ること)もその一つ。そこまで神経質にならなくても---という意見もあるが、現実問題として、全国的にみると学生と教員のトラブルがかなりあり、新聞紙上をにぎわしているからだ。

 私は、学生達の論文・文書作成にあたって、手書きとパソコン入力を使い分けている。パソコン入力の場合は、その文書をメール送信してもらっている。それぞれ添削して、手書き文書は手渡しで返し、時には、学生達一人一人に口頭でアドバイスしている。メールの場合も基本は同じで、添削して「返信」している。この時に私は初めて学生達のメールアドレスを知る。従って、メール送信が無い学生については、私はその学生とメールでやりとりを出来ないわけである。Aさんがその一人だった。Aさんと同じような学生は他にもおり、私は授業中に論文の未提出を注意していた。大概の学生は後日送信されて来ていたが、Aさんだけはなかった。また、出席日数がぎりぎりのうえに論文も未提出で、合否線上の学生については大学の「教育支援課」を通して連絡を取るようにしている。

 春学期(1セメスター)の私の講座への受講登録学生は60人。残念ながら出席日数が大幅に足りない8人を不合格にせざるを得なかった。Aさんは出席もよく、他の論文の成績もよかった。それだけで合格ラインを超えていた。私は、冒頭の「レンズ付フィルムについて」の論文が提出されないのを不思議に思っていた。Aさんが合否線上にいたら教育支援課を通して連絡を取っていたかもしれない。メールの送受信も技術の一つである。Aさんの論文が送られていたら、Aさんの成績は上がっていたかもしれない。こうした事情から、私は学生とのメールによる連絡体制の齟齬(そご)を防ぐために、秋学期の学生全員にメールアドレスを書いてもらうことを決めた。 このブログを学生達に読んでもらうつもりだ---。

2007年9月21日 (金)

女子中学生襲われる

  学校の二学期・秋学期が始まったら、早速、小田原市の「安心・安全メール」が飛び込んできた。女子中学生が男に襲われた事件である。幸い逃げて無事だった。集団登下校、父兄や自治会有志によるパトロールも春と同じように行われているが、変質者・犯人はそのスキを伺いながら動いている。けがはもとより、子どもたちに取り返しの被害が出ないようにしなければならない。子どもたちを守るために、学校・社会の監視の目を緩めてはならない。

<学校からの情報>
 9月19日(水)午後6時20分頃、酒匂印刷局宿舎付近で、一人で帰宅途中の女子中学生が、背後から手で口をふさがれるという事件が発生しました。生徒は走って回避し、けが等の直接の被害はありませんでした。男の特徴は、若い茶髪の男。なお、同様の事件が9月14日(金)に、酒匂幼稚園付近においても発生しています。(20日午前11時11分着信)

 NPO法人「CAPセンター・JAPAN」----。 「小田原にCAPを 広める会」というチラシが市内の中学校に掲示されていた。「CAPおとなのワークショップ」の案内で、ワークショップは既に実施済みだが、教職員や子どもたちへのCap啓蒙のためか、チラシはそのまま残されていた。CAPは「Child Assault Prevenntion」の略で、子どもへの暴力防止プログラムの意味。子どもたちが誘拐、いじめなど、いろいろな暴力にあいそうになった時に、どうしたらいいのか、自分を守るためにどんなことが出来るかを一緒に考える教育プログラムである。

 歴史は古く、CAPプログラムは1978年にアメリカで開発された。198Cap_25年に日本に紹介され、1998年に各グループのネットワークセンターとして「CAPセンター・JAPAN」が設立された。CAPスペシャリストの指導のもとに、子どもたちが、ただおとなに守られているだけの存在ではなく、自分で解決方法を考えて困難に立ち向かう勇気と力を育てていいてほしい---という願いが込められている。行政からの支援を受けて、学校の授業の中にCAPプログラムを取り入れているところもあるらしい。子どもたちを取り巻く現状を考えた時、子どもたちを守るためには、尽くせる手段は、どんどん採(と)るべきだろう。

2007年9月 1日 (土)

「九月----」

Photo_5  いろいろと宿題を積み残したまま、9月を迎えてしまった。昨8月31日は小田原市政モニター会議に出席した。9月、私にとって一番大事なことは、文教大学(湘南キャンパス=写真右))の「2セメスター」(秋学期)が始まることだ。受講の学生はがらりと変わる。授業は1年生~4年生まで一緒。「1セメスター」(春学期)の受講生は60人。秋学期の受講生が何人になるかはまだわからない。春学期の1年生はまさに新入生だが、秋学期の1年生は半年間の学園生活を過している。講座「テクニカルライティング」は、広く言えば文章作成講座。基本は春学期と変わらないが、演習課題は同じとは行かない。「1年生には半年間の学園生活を踏まえた授業計画を一部織り込む」とシラバスに明記している。大学全体の授業は中旬から始まる。それらの準備も急がれるというわけである。

 大学は大学でも、こちらは「おだわらシルバー大学」の話。私は現在「歴史観光コース」の3年生。自主研究「大森氏の仏教政策と文化」(仮題)。大森氏とは室町時代の小田原城主。伊勢新九郎(北条早雲)によって小田原を追われた。締め切りまでPhoto_6に時間はあるものの、せめて8月中にレポートを数ページでも書いておこうと思ったが、1ページも進んでいない。23日に「山近音楽座」(やまちかおとらくざ、と読む)の公演がある。中原中也(写真左)の詩の朗読が予定されている。今年は中也生誕100年。「朗読なら中也を」と関係者に私が勧めたこともあって、解説を私にやれ、と既に案内チラシに私の名前が載っている。この原稿もまとめなければならない---。「毎日が祝日」を自負する私だが、気持が重い9月の始まりである。

 必ずしも参加するとは限らないが、今のところわかっている9月の主な予定。2日=小田原市国府津地区健民祭(体育祭)、8日=南極の話講演会(藤沢市・小田原のロータリークラブなど主催)傍聴、9日=ネパールフェスティバル2007(東京・8日から開催)、11日=おだわらシルバー大学秋学期授業開始(以後、毎週木曜日に授業)、21日=文教大学秋学期スタート(私の授業は26日から毎週水曜日)、23日=彼岸会(午前11時~檀家寺・国府津「法秀寺」)、山近音楽座公演(午後3時~小八幡・三寶寺)、28日=日本人ネパール大使歓送迎会(東京)---ほか。展覧会や音楽会、「酒の会」の案内も届いている。駒ケ岳山頂に鎮座する箱根神社・元宮にある狛犬探訪を今月中にしたいし(御神火祭は10月24日)、観たい映画もある---。まぁ、成り行きに任せるしかないか。

2007年8月 9日 (木)

「宇宙」で若者教育を刺激

Photo_2  「無重力 人工衛星--謎に迫る」「『宇宙教育』で好奇心を刺激」。こんなタイトルの記事が8月8日付け読売新聞朝刊の教育欄に載っていた。未知なる宇宙をテーマに、生徒と教師が共に学ぶ長野県下諏訪町の下諏訪社中学の授業を紹介している。宇宙航空研究開発機構JAXA)の的川泰宣氏は、この記事を早速取り上げて日本惑星協会のメールマガジンで解説している。的川氏は体調が優れないとボヤいているが、この解説は元気いっぱいだ。

宇宙教育のマスコミデビュー

 本日の読売新聞14面(神奈川版・注=神奈川県内に配達されている読売新聞で、全国に掲載されている)に、“「宇宙教育」で好奇心を刺激”という見出しで、長野県下諏訪社(しもすわやしろ)中学がJAXA宇宙教育センターと連携している活Photo動がとり上げられています。ここは、私たちが全国で真っ先に教育現場との連携を成立させた学校です。年間数十時間に及ぶ協力の中から、私たちも現場教師もそしてもちろん生徒も、「宇宙」を軸にしたさまざまなテーマに肉迫しながら成長してきました
 JAXAの宇宙教育は、教育現場との連携という柱とともに、「コズミックカレッジ」に代表されるJAXA自体が準備する社会教育という活動の柱を持っています。コズミックは就学前の児童から高校生までのいくつかのコースを持ち、それぞれの地域が自立して運営できる体制をめざして着々とした広がりを見せています。
 「宇宙」がもつ不思議な魅力──それは、私たち自身の根源的な故郷であることから来るものなのでしょう。私たちの一人一人が宇宙の進化の過程で誕生した歴史的存在であることを、人類は長い間かかって認識するに至りました。私たちは、ほかならぬその認識の中に、限りない知的好奇心と「いのち」の大切さへの厳かな視線を発見しています。
 
子どもたちが自分の人生を思い切り輝かせるための土台に、私たちの知る限り最もスケールの大きい、最も深い真理と高い心への追究を包Photo_3含している「宇宙」と「宇宙活動」の素材を活用しよう。地球全体の空を覆っているかに見えるくらい現実の暗雲を、宇宙が私たちに与えてくれる夢と憧れという内発力を活用して吹き飛ばしたい──こうして2年前に宇宙教育センターを設立したのでした。まだ始まったばかりではありますが、予算と人力がそれなりに投じられれば、宇宙教育の活動は必ず日本の未来を照らすものになります。この2年間の苦しい活動の中から、その無数の証拠をあげることができます。それでは足りないので、それをもっと大規模に支えるNPOを立ち上げる準備も進行しています。「宇宙教育の桜前線」は、もうじきみなさんの町にも届くことでしょう。
 もう一つの視座は、アジアの子どもたちとともに育っていこうということです。東南アジアに行って、自分の子どもと同じくらいの年齢の子が物乞いとなって手を差し出してくるのを、自分の子を思い浮かべながら複雑な気持ちになったことのあるみなさんは多いことでしょう。学校に行きたくても行けない子どもたちと、行けるのに行かないで家に閉じこもってしまう子どもたち──この対照的な状況をどう受け止めればいいのか。
 「宇宙教育」は、アジア、アフリカ、中南米を含む世界の無数の子どもたちに対して、あまりにも多くの「債務」があるような気がしてなりません。UNESCOやUNICEFと連携して地球のすみずみにまで「宇宙の桜前線」を咲かせる努力を開始しようとしています。そんな中での体調の悪化でした。もう治ったと見るのは早計だったらしく、いまだにすっきりしない状況が続いています。まあ今日お医者さんに行けば、通院しながら治すのか、入院するのか、それとも本当は何も悪くないのか、判明することでしょう。全快したら大好きな「桜餅」でも食べて、スパートをかけたいですね。YMコラムNO.395=2007.8.8)

2007年7月12日 (木)

「授業アンケート」 大学

Photo_1213  「授業についてのアンケート」---学生が教員の授業を評価するシステムである。「大学における教育内容等の改革」の一環として、「授業の質を高めるための具体的な取り組み」の一つとして文部科学省の<指導>のもとに実施されている。文教大学(湘南キャンパス)における私の授業の今年度「1セメスター」が7月11日に終了した。最終授業の冒頭にアンケートの記入を実施した。記入はマークシート方式で、匿名で、強制ではない。私のクラスの登録学生は60人。このうち5人が初日から欠席し、各回の出席者は50人前後。アンケートは学生に回収してもらい袋に入れてそのまま事務局に提出した。後日、担当教員に渡されるそうだが、その場では、アンケートの中身は不明である。

 質問は4項目あり、①あなた(学生のこと)自身の授業への取り組み②この授業の進め方と教員の取り組み③授業科目の内容④自由記述(要望や感想など)について、5段階の評価を求めている。個人的に関心を持ったのは、①学生の授業への取り組みで、Q1)出席率、Q2)予習復習に当てた1授業当たりの時間、Q3)授業に集中し、客観的に評価できるだけの勉強をした---との設問である。この回答だけはぜひ見たいと思っている。記入に当たって私があえて一言語ったのは指定された「HBの黒鉛筆」の使用であった。これは、今後の就職、資格試験の時に、指定以外の筆記用具を使うと失格になる恐れがあり、普段から注意していることだった。「このアンケートに、あなたの成績に影響を与えることは、まったくありません。率直に回答してくれるよう協力をお願いします」と、用紙に明記するなど大学側は学生達にかなり気を遣っている。調査は全授業に対して実施されており、学生達は慣れた?手つきで鉛筆を走らせていた。

 文部科学省によると、平成17年度の授業評価実施校は508大学、全大学の71%に当たる。内訳は国立58大学(全体の約67%)、公立49大学(同67%)、私立401大学(同73%)。平成9年度の全実施校が272大学というから、ほぼ倍になっている。そして、この評価の結果を改革に反映する取り組みが行われている大学は335大学(国立45、公立25、私立265)という。その具体例として次の3大学をあげている。

 「学生による授業評価結果を教育優秀者の表彰に活用するとともに、評価の低い教員に対しては役員による授業参観を実施し、改善提案を行っている」(北見工業大学)。「評価結果が上位の教員の授業を公開またはビデオ撮影し、他の教員の参考としている」(岩手医科大学)。「学生による授業アンケート結果を活用して『Rikkyo授業ハンドブック』を作成し、全教員への配布を行った」(立教大学)。授業評価についての取り組みをホームページで発信している大学も多い。工学院大学は、授業改善について以下のように述べている。

 「教育評価は、教員自らが行う自己評価、その受け手である学生による授業評価、教育者の視点に基づく教員相互の評価の三つがセットで行われることが大切であると言われている。よりよい授業を実現するために、学生が率直な意見を述べるとともに、教員が学生の意見を真摯に受け止め、相互に信頼関係を構築しながら、今後一層の授業改善に取り組み、継続的ファカルティ・ディベロプメント(FD)活動に展開していきたいと考える。また、一方では、施設・設備に関するアンケート調査を実施し、質の高い授業を支える前提条件の整備について共通認識を得る努力も必要とされよう」

 文部科学省の関係者と話したり、各ホームページを見るにつけ、驚いたり、考えさせられたというのが私の感想である。最近、新聞各紙が教育、とりわけ大学問題を掲載するスペースが増えてきた感じがする。何故なのか。読むのはなかなかシンドイが、今はがまんして目を通すことにしている。

2007年7月11日 (水)

「プロレス」観戦のすすめ

Photo_32  「小田原で行うプロレス興行を見に行ってくれませんか---」。こんなメールが10日、神奈川県立小田原高校の教頭・神戸秀巳氏から届いた。興行の主は、埼玉県越谷市を中心にプロレス集団「バトラーツ」代表として活躍している石川雄規氏。小田原高校(略称=小田高)を昭和60年に卒業した小田高OB。神戸氏も小田高の28回卒業生で、同窓会の会報担当校内幹事(卒業生教員)の時に、知人の紹介で石川氏に会い、話をし、彼の試合を観て、「私も頑張ろう!」と思ったことが何回もあるそうだ。「バトラーツ」は全国を回っているが、「小田原の入りが一番少なかく、くやしかった」と聞いて、神戸氏が個人的に人肌脱いで小田高OBはじめ、多くの友人・知人に観戦を呼びかけているのだ。アメリカに単身乗り込んで修業し、「バトラーツ」を旗揚げして10年。石川氏の「熱き情念」を自ら教員生活に活かしている神戸氏の熱気と友情が、また伝わってくる。神戸氏のメールを転載する。

小田原高校の卒業生の皆様 及び卒業生の関係者の皆様

 小田原高校の神戸秀巳(高28回卒)です。進路関係以外で皆様に情報を発信することをお許しください。今回は小田原高校を昭和60年に卒業し、現在埼玉県越谷市を中心にプロレス集団「バトラーツ」代表として活躍している石川雄規さんが7年ぶりに故郷小田原で行う興行についてご案内申し上げます。

 8月12日(日)小田原マロニエホール(鴨宮、イトーヨーカドーの隣り)午後4時30分開始 SRS(指定席) 5,000円 自由席4,000円 高校生2,500円(小田高生割引 2,000円) 中学生1,500円 小学生以下無料 ※お子様連れでも一人分料金でOK

 5年ほど前に小田原高校同窓会会報『八幡山』でも「活躍する卒業生たち」に登場してもらいました。小学生の時からアントニオ猪木にあこがれ、「夢」を果たすべく努力を重ね、大した情報もなしにプロレスの神様カール・ゴッチに会いにアメリカに単身乗り込み、直接手ほどきをうけ、帰国後に藤原組長のもとで修行を積み、一度はあの「プライド」にも参戦。その後、「バトラーツ」を旗揚げして10年になります。その「熱き情念」石川雄規が小田原に戻ってきます。「全国を興行して回って小田原が一番お客さんが入らなかった」と悔しがっていた彼を今度は皆様の温かい応援、熱いまなざしで迎えていただければと思います。小田原高校を始め、小田原市内の小学校や中学校などで講演を何回かしているので、石川雄規をご存じの方もけっこうの数いるかと思います。

 皆様とともに、友人「石川雄規」を迎えてやりたいと思います。何とぞご協力のほどお願いいたします。ポスターがそろそろ送られて来て、小田原の街に貼られることと思います。今回は「平成のテロリスト」村上和成も参戦します。プロレスを観たことがない方も彼らの熱気が伝わる「バチバチ」プロレスを観たら、きっととりこになるのではと期待しています。試合終了後の記念写真もたぶんOKです。私の他にも同じように知り合いに働きかけをしている人たちがいます。チケットの購入方法は何通りかありますが、もし私に連絡をいただければ、私が石川雄規に直接申し込みます。お金は当日でもOKです。バトラーツのFAX番号と合わせて書きますので、よろしい方を選択してください。

 事前に石川雄規に会ってみたい方、石川雄規の試合(DVD)を観たい方は7月29日の小田原高校同窓会ホームカミングデーに足を運んでいただければかなうはずです。ホームカミングデーの正式のゲストではありませんが、「時間を割くことが可能」との話でしたので、何とか実現させたいと思います。チケットの購入方法(いずれも場合も現金は当日でOK)。お名前とチケットの種類、枚数、連絡先 もし可能なら卒業回(卒業年)も・神戸宛メール  hide3kjpjp@ybb.ne.jp 神戸宛FAX  0465-36-9938 バトラーツ宛FAX(「神戸から」と書いてください)0489-63-4188

 仕事に関係のないメールを差し上げ、気分を悪くされた方には謝ります。たまたま同窓会の会報担当校内幹事(卒業生教員)として、ある方の紹介で石川雄規さんと知り合いました。彼と話をして、彼の試合を観て、「私も頑張ろう!」と思ったことが何回もあります。今回の小田原興行がそんなきっかけになったらとても嬉しいです。もしよろしかったら、知り合いにこのメールを転送していただけるとありがたいです。