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Mukha

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2008年2月 2日 (土)

冷凍ギョーザ---

 冷凍ギョーザの食中毒事件について、中国側はどんな対応を考えているのだろうか----。中国の「人民網・日本語版」が2月1日付けで報じた、冷凍ギョーザ食中毒についての、外交部報道官の状況説明を紹介する。

  ----外交部の劉建超報道官は31日の定例記者会見で、日本の消費者が中国製冷凍ギョーザで食中毒になったと疑われている事件について関連情報を明らかにした。以下はその内容。

  中国は1月30日午後に、日本でメタミドホスに汚染されたとみられる中国製冷凍ギョーザを食べた消費者が中毒にかかった事件を確認した。中国政府関連部門はこれを非常に重視し、即座に関係企業の生産と輸出を停止して関連製品にサンプル調査を行った。国家質量監督検験検疫総局(質検総局)も調査チームを派遣して現地で調べに協力した。

  初期段階での調査によると、問題の製品は2007年10月1日と10月20日に製造された豚肉と白菜入りのギョーザで、輸出前に生姜や白菜など原料に対してメタミドホスなどの残留農薬検査を実施したが、すべて合格だった。1月31日朝には、残っていた水ギョーザと使用中の原料・添加料を検査したが、メタミドホスは検出されていない。企業の生産加工記録も完全だった。

  輸出食品の安全確保と国内外消費者に対する責任精神から、質検総局は関連企業に対し、即座に日本の輸入企業と連絡をとり、自発的に商品を売り場から撤去し、日本で売られている商品と流通途中の商品を回収するよう指示した。また、中国公安部門に立ち入り調査を依頼した。

  関連の状況を明らかにするため、また調査に協力するために、日本側にはより詳しい情報の提供を求める。質検総局は近く専門家を日本へ派遣し、日本側と話し合い、協力方法を検討し問題の精査をする。われわれはまた、日本の消費者の早期快復を願っている。(編集ID)

2008年1月31日 (木)

「独法改革」渡辺大臣

 「福田内閣メールマガジン」(第16号 2008/01/31)  から、渡辺喜美・内閣府特命担当大臣の話を転載Photoする。タイトルは「独法と『1940年体制』」---。

 こんにちは。渡辺喜美です。 昨年終盤は、独立行政法人改革、いわゆる独法(ドッポウ)改革に取り組みました。最後は総理や官房長官の助太刀(すけだち)もいただき、年末に「整理合理化計画」を閣議決定しました。私としては、合格点の成果に至ったと思います。 もちろん、これで独法改革が終わったわけではありません。ファミリー法人との随意契約や天下りなど、直ちにメスを入れる必要があります。引き続き、精一杯取り組んでいきます。
 「整理合理化計画」の策定にあたっては、国民の皆様からのご意見を募集しました。総計1,269件のご意見をいただき、多くのヒント、励ましのお言葉を賜ったことは、私にとって大きな支えとなりました。改めて、厚く御礼申し上げます。
 現在は、私のもう一つの担当課題である、「社会保険庁改革」について、ご意見募集中です。こちらも、よろしくお願いします。これら課題に取り組む中で、私がいつも思うのは、日本はいまだ「1940年体制」、つまり戦時体制の遺物に囚われている、ということです。
 例えば、独法の多くは、特殊法人を前身としますが、特殊法人の原型は1941年に作られた「営団」(住宅営団など)です。年金はじめ社会保障制度も、1940年前後に原型が作られました。また、公務員制度における天下りや年功序列も、貯蓄と間接金融を中心とした日本型金融システムも、やはり、戦時体制の中で形作られたものです。これらの仕組みは、戦後の一時期、有効に機能したこともありました。しかし、長い時を経るうちに澱(おり)がたまり、多くの機能不全も生じています。
 そろそろ、日本を「1940年体制」の呪縛から解き放ち、日本社会本来の活力を取り戻すべきときです。乱高下する株式市場にも象徴されるとおり、日本の行く手は、全く楽観で
きる状況にありません。しかし、こういうピンチのときこそ、チャンスに変えることも可能です。
 金融・行政改革担当大臣として、引き続き、「官から民へ」「貯蓄から投資へ」の流れを、全力で推し進めていきます。

※ 独立行政法人整理合理化計画(平成19年12月24日閣議決定)について
http://www.gyoukaku.go.jp/siryou/tokusyu/h191224/index_dokuhou.html

※「年金業務・組織再生会議の中間整理についてのご意見・情報の募集」
http://www.gyoukaku.go.jp/pub/nenkin.html

※ プロフィール
http://www.kantei.go.jp/jp/hukudadaijin/070926/16watanabe.html

2008年1月26日 (土)

「満月」そしてTV収録

 そうか、満月か---。外食中に携帯電話が鳴った。蒲鉾の「鈴廣」から「まんげつ蒲鉾」のPRだった。相手は遠慮がちに話していた。24日夕のこと。帰路、東の空、国府津山の上にまん丸のでっかい月が輝いていた。このところ、雨や曇りのためもあるが、天空を仰いでいなかった。天候のせいではない。心の余裕がなかったため、というのが正解であろう。

 今月は、何故かいろいろと重なっている。正月の箱根駅伝は恒例として、18日の叔母(父の妹)の七七忌と前後して、文教大学の授業、秋学期の成績評価、新年度・2008年度の「シラバス」(授業計画)作成と、待ったなしにしなければならないこと。確定申告の準備、「おだわらシルバー大学」の講座と文化祭準備。小田原市立国府津中学校同期会幹事の集まり、趣味の団体「日本参道狛犬研究会」会報のコラム執筆、小田原市からの突然の知らせによる「電子住民基本カード」の変更、図書館の借用本の返還--- 等々、加えてビデオデッキの故障で電気店を呼ぶとあって、「たまには、家に一日中居たい---」と叫びたくなる心境の昨今である。Photo_4

 「満月(23日)の電話」は、そんな忙(せわ)しい、落ち着きのない私の気持を、ふと我に返らせてくれるものだった。とは言っても、上記の<仕事>は済んだわけではなく、本日からPhoto_2取りかかるものも多い。そんな中、25日午後4時から「おだわらケーブルTV」で収録があった。「おだわらシルバー大学文化祭」(2月2日)のお知らせ番組である。私は実Photo行委員長の立場で、小田原市役所の担当職員と出演した。4分間。もちろん話す内容も限られてしまう。一回のリハーサルのあと本番。「視聴覚教室」の発音をとちり、「発表内容は新たに小田原市のホームページで紹介されます」と言うところを、「小田原市の」の部分を飛ばしてPhoto_3しまった。

 番組はこの日午後5時、6時、8時からと3回に渡って放送された。帰宅して、6時からの放送を録画した。ぶっつけ本番とは言え、まだまだ心の余裕はないようだ。私は数年前に「おだわらあの人この人」の番組に出演した。スタジオ内の椅子がまるで裁Photo_5判官の席のように黒い高い背もたれがあり、「見苦しい」とクレームを付けた。以来、どのテレビ、特にニュース番組のスタジオに見られるような、ごく普通の椅子が使われるようになった。キャスターは、私のことはともかく、椅子変更のいきさつは覚えていたようだ。私に出演を依頼した当時の担当者は、いま社長になっている。ロビーでお会いし、懐旧談に花を咲かせた。新たな番組作りへの意欲を聞き、彼から、少しばかりパワーをもらった。

 帰路、小田原市役所で、変更された「住基カード」を受け取り、タクシーで帰宅した。急いだのは、「4分間」のテレビを見るためである。当たり前のことではあるが、収録通りに放送されていた!?。まだまだ残した<仕事>は多い。さて、本日から、気合を入れてに取りかかるか---。 

2008年1月24日 (木)

洞爺湖サミット・ロゴマーク

 北海道洞爺湖畔で7月に開かれる「G8サミット」のロゴマークである。Photo三重県立特別支援学校北勢きらら学園の5人グループの作品だ。福田内閣メールマガジン(第15号・2008.1.24付)で紹介されている。小中高生を対象に募集し、応募した4198点の中から選ばれた。5人を代表して、高等部3年の近藤敦也(こんどう・あつや)さん(18(写真=右から2人目、立っている人)がメッセージを寄せてい る。

 「北海道洞爺湖サミットロゴマーク募集に応募したきっかけは、クラスみんなで環境について共に学び、みんなの思いを一つのかたちに表したかったからでPhoto_2す。そしてなによりも、思い出に残る一つの作品をみんなで作り上げたいという思いがありました。
 クラスで最初に「環境」・「地球」・「共生」・「平和」という四つのテーマを決めました。そして、話し合いと試行錯誤を積み重ね、今回のデザインができました。
 ロゴマーク作成で一番苦労したところは、みんなの考えや思いをいかにかたちにしていくかということです。
 今、振り返ってみると、このロゴマーク作成という活動で、クラスみんなが成長し、今まで遠い存在だったサミットのことを身近に感じられるようになりました。この取組を通して再認識したことがあります。それは、色々な人の意見を聞き合うことの大切さです。北海道洞爺湖サミットでは、環境問題や人々が戦争・紛争などで苦しんでいる現実をしっかりと見据えて、世界中の人たちが平和で安心して暮らせる社会が実現するような議論がなされることを期待しています」

 こうしたグループによる作品の記事を目にする時、私が知りたいのはその制作過程の話し合いである。近藤さんも書いているように、「みんなの考えや思いをいかにかたちにしていくか」、もっと詳しく聞いてみたいものだ。近藤さんの趣味はホームページ作成と映画鑑賞で、将来の夢はグラフィックデザイナーになることだという。

 洞爺湖サッミトを前に、6月13日・14日に大阪で財務大臣会合が開催される。同じマガジンの中で、額賀福志郎・財務大臣はこう語っている。「財務大臣会合では、私が議長となり、主要国の財務大臣とともに、世界経済や地球環境問題、途上国の貧困問題といった世界が直面する重要な課題について議論を交わす予定です。日本は世界と共に平和と繁栄を創り、世界と共に前に進んでいくという「共創・共生」の精神で、サミットの成功に向けて全力で取り組んでまいります」と。

 福田首相は「明日(25日)、スイスで開催される『世界経済フォーラム年次総会』、いわゆるダボス会議に向けて出発する予定です。今年開催されるサミット議長国を代表して、世界経済や地球環境など様々な課題について、わが国の考え方を世界に向けて発信してまいります」と述べている。

 これから、「環境」の文字が一層新聞紙上に踊り、「環境」の言葉が益々テレビから流れてくることであろう。

2008年1月22日 (火)

NHK インサイダー疑惑

Nhk2008121  NHK記者らの不正株取引疑惑が1月18日付け新聞各紙等で報道された。インサイダー取引疑惑である。加えて、「ドラマの撮影中、一般車に無断で小道具のナンバープレートを張り付ける騒ぎを起こした」と、22日付け紙上で報道された。また、NHKの不祥事である。橋本元一会長(写真=左)は21日夜に緊急記者会見を開き、株取引問題を理由に辞意を表明した。辞意表明のニュースとプレート騒ぎが同じ紙面に掲載されていた。皮肉なことである。NHKのインサイダー取引疑惑に絡み、朝日新聞(22日付け朝刊)は「甘い情報管理 特ダネへのアクセス簡単」と、NHKに対する厳しい批判記事を載せている。

 放送前に入手した外食産業の資本・業務提携ニュースをもとに、職員3人が株を売買し利益をあげた---。これが、NHKの金融商品取引法違反(インサイダー取引)である。私は、昨年2月1日付けのブログでマスコミ関係者の株取引規制に触れた。読売新聞社は2007年2月1日付けで社員の株取引に絡む社内規定を新設した。編集局の政治・経済・社会の3部はすべての株式売買を禁止するなど、部局別のガイドラインを定め、違反者は解雇を含めて懲戒処分される厳しい規定である。このブログ掲載にあたって、朝日新聞と日経新聞、それにNHKに電話およびメールを入れて聞いた。

 NHKの回答はこうだった。「NHKでは『行動指針』(平成16年9月30日制定)で、『取材で得た情報を個人の利益のために利用しない』と定めており、職員の株取引についても、この項が適用されます。職務上の義務に違反した場合や、職員としてふさわしくない行為があった場合には、当然、懲戒処分の対象になります」(2007年2月2日 NHK広報局)。

 今回、疑惑をもたれている職員は、取材に直接関わった経済部記者ではなく、放送までの間に社内の「報道情報端末」にアクセスできる報道局制作記者ら3人だ。そこに、NHKの情報管理の甘さが指摘されたわけである。「まだまだ私の志が組織に徹底していない。まさに恥じ入る」。橋本会長は辞意表明会見でこう述べたという。心あるNHK・OBは「組織全体の弛緩と劣化」を嘆き、「今回の不祥事は政治の介入の余地を与えてしまったのでは---」と心配している。

 マスコミ他社は、また起きたこのNHK不祥事を、心して、<他山の石>とすべきである。

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